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中国「反日」の末路
長谷川慶太郎さんの書籍は、個人的に「日本経済新聞」を読むための副読本として使ってます。
本書は「中国」についてのレポート。
テレビや新聞では、お茶の間に届かない中国ネタが満載です。
「反日」の意味、冷戦と一党独裁の関係などスッキリする内容です。
いかに自分の中国観ができていないかを改めて認識。
−どこから手に入れているの?中国情報、その他の個人メモ−
1982 シリア(ミグ)・イスラエル空軍(クフィール、F4)の空戦。
双方、100機の戦闘機が参加
→結果、シリア空軍ほぼ全滅、イスラエル軍損害些少、ほとんどなし。
1991 クウェートでのアメリカ軍:M1Aエイブラムス VS イラク軍:T80戦車との戦闘。イラク軍、全滅。
ソ連軍は自国の兵器がアメリカ軍のそれと戦える能力が存在しないことを知った。
ソ連崩壊へ。。。
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中国の異常に多い鉄鋼生産量。
2003年のデータ:
世界の鉄鋼生産量:10億トン
中国の鉄鋼生産量:3億2千万トン
鉄鋼生産の世界シェア、32%が中国となる。
しかし、世界のGNPのうち、中国が占めるのは8%。
いったいどこに国内に鉄鋼の需要があるのだろう?
自動車鋼板、電気鋼板は、未だ中国は作れないとのこと。
もって極端な過当競争進展中と結論付けている。
セメントもよく似ている状態(過大な供給)とのこと。
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「上に政策あれば、下に対策あり」
地方まで監督できない中央政府。
6400万人の党員に対し、人民日報は10万部。
ほとんど読まれていないのと同じ状態の新聞メディアの現状。
その他方言と統一軍の関係、一人っ子政策のゆがみなど、おもしろい中国ネタが拾えました。あーおもしろかった!!!
< 作成日 2006/03/18 >
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