図説チーズの文化誌
著者名  :森枝 卓士/編
出版者  :河出書房新社
出版年  :1999.09
"> 図説チーズの文化誌-<p>チーズについてのおもしろ読み物。文化の読み物としては最高ランク。写真入ですばらしい出来。自分、子供、孫の三代まで楽しめるチーズ文化の読み物。</p>

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図説チーズの文化誌

世界各国のチーズ文化について述べた本。写真が豊富ですばらしい出来です。

「チーズ」に対して目からウロコが落ちること間違いがありません。

各国のチーズ文化にふれております。

構成としては、ヨーロッパ、アジア(モンゴル・インド・ヒマラヤ)、中東、そして日本の吉田牧場が追って紹介されて行きます。

世界各国、地域の昔のチーズ、今のチーズが上手に、重層的に語られており、引き込まれてしまいます。

どこの国のチーズもおいしそうで仕方がありません。特に、ヨーロッパのチーズ屋の写真を見ると、あーー旅行してワイン片手にチーズ食べたいナァと思うこと仕切りです。

海外旅行のガイドブックにもなるこのチーズの文化誌は、教育的効果も高く、文化の読み物としてもおもしろく、生命の神秘すら感じてしまう、まったく損のない一冊でした。


以下、個人的メモ−−−−−−−−−−

中東(イラン):家畜化の発端、ミルク文化の原点?

わたくしたちのつけもの文化と、世界のミルクの文化。

搾乳文化がなかった私たちの文化。それは豆があったから。

豆腐とチーズ。
大豆タンパクを固めた豆腐、ミルクのたんぱく質を固めたチーズ。

オ・レ・クル→無殺菌牛乳

モンゴルのチーズ:微生物発酵
ヨーロッパのチーズ:レンネット(凝乳酵素。牛の第4胃袋)

ほえい。カルシウムの溶け出し。

< 作成日 2006/10/04 >


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