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歪んだ正義

特捜検察のレポートです。ライブドアへの捜査の姿を見て、読んでみました。

どうもきな臭いものを感じたからです。

本書を読んでみて、やっぱりきな臭いなぁと思わざるをえませんでした。

ただ、そのきな臭さが、ロッキード事件までさかのぼるとは思いませんでした。

絶対的な権力は絶対的に腐敗する、という公式の深さを思い知ります。

「検察=正義」としか考えていない方は、じっくり目を通しましょう。経営者の方も、万が一に備えて読んでおきましょうね。

マスコミの報道の仕組み・構造もよく把握できると思います。
こういう、システムなら仕方ないよね、とご自身のアンテナの張り方を調整しませう。

個人的メモ:
児玉誉士夫

調書に署名するかしないかだけのやりとりになる。

「検察=正義」と考えている人はドウゾ。絶対的な正義というのは、宗教にしか存在しません。検察というのも、やはり人の組織なのです。



書名    :歪んだ正義
著者名  :宮本 雅史/著
出版者  :情報センター出版局
出版年  :2003.12



< 作成日 2006/04/25 >

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