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会社の値段
株主至上主義とは、現在の米国で語られる言葉です。
しかし、この株主優位という考えは、アメリカの建国当初からあったわけでもなく、米国資本主義の歴史の葛藤の所産なのだということを教えてくれます。
いろいろと日々のニュースや記事を読みやすくしてくれます。
企業のブランドについて、「金の卵を産むガチョウ」にならって、「ブランドブランド」というけれど、ガチョウの羽の色やツヤでブランドを語っていませんか?との警句は、さっくりと、あってないような「企業ブランド」を切り裂いてくれるでしょうwww
また、すごく読みやすくて、読み飛ばしやすい一冊です。
筆者が米国仕立ての人なので、章や節のタイトルだけよんで、ピンとくれば読む、来なければ捨てる読み方が可能です。
株式投資がしたい人、企業買収についてウンチクをたれたい人、企業価値の算定式を知りたい人はドウゾ。
以下、個人的メモ−−−−−−−−−
NET→相殺、純〜〜。
はげたかファンドがうまく立ち回れるときは、市場原理が機能していないとき。
米国と日本での企業観の相違を、企業買収という側面から語っている良書です。
書名 :会社の値段
著者名 :森生 明/著
出版者 :筑摩書房 出版年 :2006.2
< 作成日 2006/04/27 >
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